胃腸病について

【原因】

胃のトラブルの多くは、物を食べると胃から出る胃酸やペプシン(攻撃因子)と、その攻撃因子から胃壁を守る粘液や粘膜流(防御因子)のバランスが崩れた時に起こると言われています。
胃酸が胃壁を攻撃すると、胃痛、胸やけ、むかつき、もたれといった症状が出現します。粘膜表面がただれた状態になる`びらん'、さらに粘膜が下のほうまで傷つくと`潰瘍'と言っていますが、胃粘膜表面には神経がないので、本来`びらん'の状態でとまっていれば、痛みは起こらないはずです。

ところが今まで症状がまったくなくても、医師が「あなたの胃は潰瘍一歩手前ですね」と言ったとたん、痛みを感じ始める患者さんもいます。痛みとはとても心理的要素が大きいです。

【症状】

胸やけは、食べすぎや飲みすぎたときによく経験する症状ですが、これは胃酸が食道内に」逆流して食道が刺激されたために起こる症状です。食道は通常、下部食道括約部(LES)が胃の内容物の逆流を防止していますが、LESの機能不全があり、食後一過性にLES弛緩が起こると胃の内容物とともに胃酸が逆流し、胸やけが起こると説明されています。
上腹部に感じられる不快なもたれ感は、食べすぎ、飲みすぎで起こり、多くの場合は胃排泄能が正常の人より低下しています。胃排泄能の低下は器質的には異常のない萎縮性胃炎で起こることが多いのですが、酸によって胃粘膜が傷ついた場合にも起こります。

胃酸のですぎ 胃炎、胃潰瘍
胃酸の不足 消化不良
胃酸の逆流
(LESの機能不全)
胸やけ
胃排泄能の低下 もたれ感、むかつき

☆胃腸病かな?と思えば医師に相談し、適切な治療をすすめましょう。

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