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肝炎を起こす原因にはいろいろありますが、わが国ではそのほとんどが肝炎ウイルスの感染によるものとされています。ウイルス肝炎のうち、B型肝炎ウイルス(HBV)の感染によるものをB型肝炎と呼びます。

B型肝炎ウイルス(HBV)の一過性感染・持続感染

B型肝炎ウイルス(HBV)の感染様式には、一過性の感染の他に、感染したHBVが排除されずに肝臓の中に住みついて増殖し続けるというものがあります。このような状態になっている人をB型肝炎ウイルスの持続感染者(HBVキャリア)と呼びます。

HBVキャリアであることがわかったら

献血をした際や各種の検診を受けた際などにHBVキャリアであることが初めて分かった人を定期的に詳しく検査してみると、多くの人の肝臓に「異常」が隠れていること分かってきました。まずご自身の「肝臓の状態」を正しく知るために次の事項を守りましょう。

  • 定期的に「肝臓の状態」のチェックを受ける
  • その時その時の自分の肝臓の状態を正しく知る
  • 主治医とよく相談して健康管理及び必要に応じて治療の方針を立てる

定期的に「肝臓の状態」をチェックしましょう

初診時に、肝臓に「異常」が見つからなかったり、ごく軽い慢性肝炎でただちに本格的な治療を始める必要は無いと診断された場合でも、定期的(2~3ヶ月ごと)に検査を受け、新たに肝臓に「異常」が起こっていないかどうかをそのつど確認することが大切です。

B型肝炎の治療について

あなたのB型肝炎が、ごく初期の軽い慢性肝炎か、ある程度以上に進んだ慢性肝炎か、肝硬変、あるいは肝がんにまで進展してしまった状態か、などの病期によって、また肝細胞の破壊の度合い(肝炎の活動度)や残されている肝機能の程度などによって、B型肝炎の治療方針はまったく異なります。あなたがHBVキャリアであることがわかったら、まず、定期的に受診して、あなたのその時の「肝臓の状態」を正しく知り、あなた自身の健康管理の方針や、必要に応じた治療の方針などを決めるために、主治医に相談に乗ってもらうことが最も大切なことです。

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