C型肝炎について - Q&A

Q.C型肝炎とはどんな病気ですか??
A.肝炎には急性肝炎と慢性肝炎があります。急性肝炎はウイルスにより発症することが多く、A型、B型、C型、E型などの肝炎ウイルスによっておこります。一方、慢性肝炎では、肝炎ウイルスのC型が約70%を占め、B型が約20%であり、ほとんどがウイルス性です。特にC型が大半を占めます。C型慢性肝炎では、肝臓の細胞の中にC型肝炎ウイルスが住み着いており、このウイルスを排除しようとして体のリンパ球がウイルスを攻撃するのですが、ウイルスが住んでいる肝細胞の一部も破壊されてしまいます。この状態が長年にわたり続くのがC型慢性肝炎です。
Q.C型肝炎にかかった場合はどのような症状が出るのでしょうか?
A.慢性肝炎では、基本的に症状は出ません。病気を指摘されてから、だるいとか疲れやすいなどを訴える方がいますが、症状のない方がほとんどです。しかし、訴えの多い症状としては、だるさ、疲れやすさ、食欲不振などです。慢性肝炎が進んだ肝硬変でも症状の無い方が多いのですが、肝硬変がある程度進行しますと尿の色が濃くなったり、体や目の色が黄色くなったりする、いわゆる黄疸が出ます。また、足がむくんだり、おなかに水がたまる、いわゆる腹水といいますが、おなかが出てきます。
Q.C型肝炎の治療にはどのようなものがありますか?
A.C型肝炎はなかなか治りにくいのですが、完全に治す治療としては、インターフェロン療法があります。次に、完全には正常にならないもののGOTやGPT等の肝機能を改善させる薬物療法としては、一般名がグリチルチンといわれる注射薬ですが、代表的な商品名では強力ミノファーゲンCがあります。毎日あるいは一日おきに40ccを注射します。
また、飲み薬としては小柴胡湯などの漢方薬や、代表的な商品名として「ウルソ」という薬剤があります。C型肝炎の最良の治療は、肝炎ウイルスが消失して、肝機能が正常化することですので、インターフェロン治療が最善です。しかし、残念ながらインターフェロン治療で、肝機能が正常化しない患者さんには、肝機能をできるだけ低く抑えることが必要になります。